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モイッカ!(こんにちは!)

執筆者の写真: ヒルトゥネン 久美子ヒルトゥネン 久美子

更新日:2021年5月10日

 本当に長い間、ブログをサボっていました(汗)。いろいろ読み返していましたら、今感じていることと全く同じことを何年も前に書いていました。つまり、私の人生を考えてみると、、、

1. フィンランドにやってきたことを含め、自分の意思によらず扉が閉まったり開いたりして、歩むことになる道が自然と引かれてきたこと

2. その度に、多くのものが取り除かれて行ったけれど、代わりに心がものすごく豊かになったこと

この繰り返しをしてきたことを今また、再確認しました。

 

 与えられていたものが取り除かれるということは不安なものかと思ったのですが、どうしてこんなに満たされた感があるんでしょう?無くなっても、そのスペースを満たすものがちゃんと与えられるからなんですね。そして、それは目に見える物事よりも、満足感と幸福感なんです。コロナ禍で仕事や収入は激減しました。もちろん焦りましたが、そんな時に一緒に新しいことをやってみようと声をかけてくれた友人達がたくさん現れました。そして時間がないからできないと躊躇してきたことに一緒にチャレンジできました。オンラインセミナーなどです。自分一人では難しいことも誰かと一緒なら可能になります。互いに足りないところを補い合う友がいてくれることは幸せです。


 ただ、何も考えないで流されてきたということではないんです。逆に、「今起ころうとしていることはどういう意味があるんだろう。。。きっと、何か意味がある」と常に考えてきました。そして、大切にしたことは、「今の居心地の良い世界からちょっと外に出てみることをためらわずやってみよう」ということでした。そうしたら、思った程怖くなかった。大丈夫だったんです。あるものを失うのは嫌な気がしますが、無くても良いものは手放していいですよね。(笑)そして、どんどん自分が軽くなり、本当に必要なもの、私にとって大切なものをいつも確認していられる自分でいようと思いました。

 

 コロナはまたまた多くのことを教えてくれました。命の大切さ、家族や友との関係、そしてどうにかなる。。。ということでした。マスクをしていても、すれ違う人々に互いに笑顔を返せることは幸せです。そして、見返りのないボランティア活動を通して、たくさんの高齢者の笑顔というプレゼントの山もいただいて私の心は幸せで一杯になっています。


 道は開かれる。いつもそのことを信じて目の前の道を笑顔で歩いていきたいと思います。


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